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日本酒と料理の合わせ方——5つの基本

日本酒は、とても料理に寄り添うお酒です。和食だけではありません。5つの基本と、迷ったときの早見表をまとめました。

5 分で読めます2026-10-21

日本酒にはタンニンがなく、ワインに比べて酸もおだやかです。だから料理とぶつかりにくい。そして米から生まれたうま味が、いろいろな料理と響き合います。ルールがなくても楽しめますが、いくつか知っておくと、狙って選べるようになります。

  1. 重さを合わせる

    軽いものには軽い酒、濃いものには濃い酒。刺身やさっぱりしたサラダには繊細で華やかな吟醸、煮込みやクリームソースにはしっかりした純米や山廃。

  2. うま味にはうま味

    日本酒は、うま味の強い料理が大好きです。だし、醤油、味噌、きのこ、熟成チーズ、生ハム。味がぶつからず、重なっていきます。

  3. 温度で調整する

    冷たい料理や生もの、繊細な料理には冷やした酒。温かい料理やうま味・脂のある料理には燗。温めると酒がまろやかになり、こってりした料理に寄り添います。

  4. 酸で脂を切る

    揚げ物や脂の多い料理には、酸のある酒を。山廃や生酛は酸がしっかりしていることが多いです。ひと口ごとに口の中をさっぱりさせてくれます。

  5. その土地のものどうし

    日本でよく言われる考え方です。その土地の酒と料理は、一緒に育ってきました。新潟の淡麗辛口と、シンプルな魚介料理はその代表です。

迷ったときの早見表

料理合わせる酒理由
生牡蠣・刺身・カルパッチョ冷やした純米吟醸、すっきりした辛口繊細どうし。日本酒は魚介との相性がいい
焼き魚・焼き鳥(塩)純米を冷やで、またはぬる燗シンプルなうま味に、米の味が寄り添う
揚げ物(唐揚げ・天ぷら・フィッシュアンドチップス)山廃・生酛、またはスパークリング酸と泡が脂を切る
ローストチキン・きのこ料理純米やひやおろしを燗でうま味にはうま味、温かさには温かさ
熟成チーズ山廃・生酛・熟成酒どちらも深いうま味
ほどよく辛い料理アルコール低め、または少し甘口を冷やでアルコールが高いと辛さを強く感じやすい

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